ファナゴリア・ サペラヴィ・ ウィンテージ 2016　［VR25011］

ロシアの主要なワイン産地である黒海沿岸のクラスノダール地方、タマン半島のブドウ園で収穫された完熟サペラヴィ（Saperavi）から造られたこのワインは、赤ワイン用ブドウとしては珍しい「ティンタ種」（果肉にも赤みを持つ品種）のサペラヴィを使用しています。サペラヴィはジョージア（旧グルジア）原産の黒ブドウ品種で、非常に個性的な特徴を持ちます。そのアルマンディンを思わせる深紅の色合いと濃厚な味わいが際立ち、口に含むと豊かで奥深い風味が広がり、熟成による芳醇なアロマが心地よく漂います。

VINTAGE RESERVA 2016 は、慎重に選別された後、茎を取り除き、温度管理されたステンレスタンクで発酵させます。熟成はフレンチオーク樽で1年間、その後、瓶内で6か月間行う二段階のプロセスを経ます。特に、ダークチェリーやプルーン、スパイスの香りが層になっており、何度も味わう価値がある一杯です。タンニンもしっかりとしており、バランスの取れたフィニッシュが長い余韻を楽しませてくれます。

ワイン名（原語） ファナゴリア・サペラヴィ
生産者（原語） ファナゴリア（FANAGORIA）
原産国・地域 ロシア　
原産地呼称 センノイ　タマン半島
ヴィンテージ 2016年
ぶどう品種 サペラヴィ100％
タイプ 赤ワイン
アルコール度数13.5％

【ボルドーと同緯度、ロシアワインの新たな挑戦】
ロシアの主要なワイン産地である黒海沿岸のクラスノダール地方は、フランスのボルドーと同緯度に位置し、比較的温暖な気候に恵まれながらも、大陸性気候特有の日夜の温度差が大きいため、酸味と果実味のバランスが取れたワインが生産されています。

【ファナゴリアワイナリーの優雅な実績】
ファナゴリアは、古くからのワイン生産の伝統を守りつつ、革新的な技術を取り入れたワイナリーです。国際的なワインコンクールで数々の賞を受賞しており、2024年のアジアワインチャレンジでは金賞を4つ獲得しています。 特にサペラヴィは、ジョージアの土壌と気候を最大限に活かした豊かな果実味が特徴で、多くのワイン愛好家に親しまれています。


【料理との相性】
ハーブを効かせたラムチョップや熟成チーズ、旨味たっぷりのビーフシチューとも好相性ですが、グリルやローストした赤身肉の香ばしさとこのサペラヴィを合わせれば、濃厚な果実味としなやかなタンニンが肉の旨味を引き立て、一口ごとに深いコクと余韻を楽しめます。

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